見やすく、わかりやすく、そして「正確」に
パーツカタログとは、テクニカルイラストと部品表で構成されており、
製品のリペアパーツの確認や部品発注に利用されるマニュアルです。
また、製品の複雑な構成や分解・組み立て方法の確認にも利用されます。
当社は、産業用装置、医療機器、自動車・航空機関連機器などのパーツカタログ制作の実績をもとに、
見やすく、わかりやすく、そして正確なパーツカタログをご提案します。
サービス内容
Webパーツカタログ
弊社で独自開発したWebパーツカタログ「JDPLAS」はアフターサービスのDX化を実現します。在庫確認・お見積り・部品発注までWeb上で管理運用が可能です。お気軽にお問い合わせください。
テクニカルイラスト
テクニカルイラストとは、等角投影法などの技法を用い、立体的に製品を表現したイラストです。設計図面を読むことができない人も直感的に製品の外観や部品の形状を確認することができます。パーツカタログの分解図もこの手法でイラストを描きます。
3Dデータの活用
IGESやSTEPといった3D CADの中間ファイル形式データをご提供いただくことにより、テクニカルイラスト作成のコスト削減にはもちろん、製品のトレーニング教材としてCGアニメーションを制作することが可能です。製品の構造をより深く知ることができます。
特長
「JDPLAS」のご提案
弊社で独自開発したパーツカタログ【部品表】の部品発注・在庫確認システム「JDPLAS」でアフターサービスのDX化を実現します。 パーツカタログをシステムで管理することにより、部品変更の即時反映や調達にかかる人的コストの削減に貢献します。
お客様のご用意するサーバーにインストールが可能*1で、使用する規模によって料金プランを選ぶことができます。
また、お客様が既に導入している在庫、価格など他社の管理システムとも連携が可能です。*2
既に大手縫製機器メーカー様でご導入いただいており、使い勝手とご要望に沿ったカスタムで高評価を頂いております。
*1弊社にて調査・検証が必要です。
*2他社システムとの連携は別途御見積が必要です。
テクニカルイラストを使用した立体分解図の作成
テクニカルイラストとは、等角投影法(アイソメトリック投影法)などの技法を用い、立体的に製品を表現したイラストです。
これらのイラストは、設計図面を読むことができない人も直感的に製品の外観や部品の形状を確認することができます。
パーツカタログのテクニカルイラストは立体分解図で表現することが一般的で、当社では2D CADデータやデータ化されていない図面や写真などからも、立体分解図を描き起こすことが可能です。
また、当社では3D CADからの製品設計に対応しており、3D CADデータを有効活用した立体分解図制作をご提案しています。
リスト(部品表)の作成
リスト(部品表)は、パーツカタログでは必要な情報です。
当社では、ご提供いただいた資料からリスト作成に必要な情報を自動で処理できるよう、積極的にExcelのスクリプト(VBA)を活用し取り組んでいます。
自動化することで、工期の短縮やリスト間での部品名称不一致などのミスを防ぐとともに、整合のとれたリストに仕上げます。
また、A4サイズの場合リストは1ページあたり40点を基準とし、構成を考えます。それ以上の点数になるとイラストも乱雑で分り辛くなり、リペアパーツ交換時のミスを起こす可能性があります。
当社はこういった見やすさを重視し、ユーザーにとって分かりやすいパーツカタログを制作しております。
社内連携による他ツールへの展開
パーツカタログにとどまらず、マニュアルセクション、eラーニングコンテンツセクションと連携してテキストやイラストなどの素材を転用し、他ツールへの展開を実現します。
例:
(1)サービスマニュアル、メンテナンスマニュアルへ展開
(2)社内教育用のeラーニングへ展開
(3)製品トレーニング教材としてのCG、動画、アニメーションなどへ展開
制作実績
ご依頼の流れ
事前調査 |
お客様から、過去のパーツカタログのご提供を受け、取材前に製品の予備知識を得るために十分な読み込みを行います。 ここで、従来のパーツカタログの構成などを知ることができます。 過去に事例がない場合はStep 2.へ進みます。 |
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打ち合わせ・取材 |
パーツカタログの運用方法、対象の使用者など、基本コンセプトについて打合せを行います。 また、対象となる製品の図面、設計データ、部品構成表などの制作に必要な情報を収集し、必要に応じて実機取材を行います。 |
企画・構成 |
パーツカタログ構成案やページレイアウト案などをご提案します。 また、必要に応じて、概算御見積書、概略スケジュールなどを提出いたします。 ここでお客様には、パーツカタログ構成に対しての情報の過不足がないか、構成順序が正しいかどうかのご確認をいただきます。 |
原稿作成 | 図面または取材によりピックアップした交換部品にアイテム No.(風船番号)を割り振ります。 |
素材作成 |
イラスト作成:図面や設計データから執筆原稿に基づいて、テクニカルイラストを作成します。 リスト(部品表)作成:構成部品表から執筆原稿に基づいて、リスト(部品表)を作成します。 |
DTP編集 | イラスト、リスト(部品表)などの素材をInDesign、QuarkXpress、FrameMaker、MS-Excelなどご指定のDTPソフトにより、ページレイアウトを実施します。 |
社内チェック |
イラスト、リスト(部品表)の整合がなされているかをチェックします。 ボリュームが大きい場合はVBAなどでプログラムを組み、チェックを行うこともございます。 また、全体構成に問題がないかをチェックします。 |
お客様チェック |
完成した状態で出力紙一式(またはPDF)を提出し、内容のチェック(情報の過不足、イラストは正しいかなど)をお願いします。 追加、仕様変更がある場合、ここで指示をいただく必要があります。 指示いただいた訂正に関連して修正が必要となる箇所の拾い出しを行い、修正します。 承認をいただくまで、「校正チェック」を繰り返します。 |
納品 |
お客様ご指定の形態で納品します。 納品形態は、DTPソースデータ、イラストデータ、PDFデータなどお客様のご要望に応じた納品が可能です。 |